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2023年2月22日

ペットを家族に迎えるなら「保護犬」「保護猫」という選択肢も!コストを抑えて小学生のお小遣いでも飼えて社会の役に立つ

「生活に癒しを求めて」「子どもに命の大切さを教えたくて」など、さまざまなメリットがあるペットの飼育。ペット界のツートップといえば犬・猫ですが、ペットショップへ行く前に保健所に預けられている「保護犬」「保護猫」を見に行ってみませんか? この記事では、保健所に預けられている犬・猫を譲り受ける際の社会的メリット、注意点などをご紹介します。 また、ペットショップでの購入との費用面での比較も解説しているので、ペットを責任もって飼育できるか否かを悩んでいる方もぜひ参考にしてください。


保健所に預けられている犬・猫って?


保健所に預けられている犬・猫というと、保健所に回収されて殺処分を待つ野良犬・野良猫のイメージが湧くかもしれません。または何らかの理由で飼い主に捨てられてしまった犬・猫たち。 環境省によると、2020年度に引き取られた犬・猫の数は7万2433匹で、そのうちの2万3764匹が殺処分されました。殺処分数は年々減少していますが、それでも数万単位の犬・猫が人の手によって命を失っているのが現状です。 ポジティブな面に目を向けると、返還および譲渡された犬・猫は4万9584匹いました。そのうちの3万9866匹は譲渡され、晴れて新しい家族に迎え入れられました。 動物愛護ボランティアなどさまざまな活動により、犬・猫の殺処分数が減少しているのはよいことです。個人でできることは限られていますが、私たちもペットの飼育を考える際に、保護犬・保護猫の里親になることで、社会の役に立てます。


保護犬・保護猫を譲り受ける場合とペットショップで迎え入れる場合との費用比較


保健所や動物愛護センターに収容されている犬・猫は、基本的に無料で譲り受けられます。マイクロチップ挿入・事務手数料・医療費など譲渡費用がかかることもありますが、その場合でも1万円以下の場合が一般的です。ただし、保護犬・保護猫を引き取る際には譲渡費用の名目で費用がかかることもあります。 ・NPO法人  譲渡・保護のプラットホーム「SPA」の場合:6万円 ・NPO法人  犬と猫のためのライフボートの場合:3万円 犬・猫をペットショップで購入する場合には、種類にもよりますが数十万円の費用がかかります。例えば人気犬種のトイ・プードルを「ペットショップのコジマ」で探してみると、10万~80万円と幅広い価格帯でした。購入費用に加えて、登録料・予防接種・生活グッズなどで、初期費用として5万~6万円ほどかかることも覚えておきましょう。 欲しいペットの種類が具体的に決まっている場合もあるでしょう。里親募集サイトで、条件を入力して探してみると、条件にマッチする保護犬・保護猫が見つかるかもしれません。


一つの命を救う!でも保護動物って大丈夫?


保護犬・保護猫を譲り受けることには、社会貢献ができるメリットがあります。しかし「保護動物って大丈夫?」と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。「性格に問題がある」「狂暴」「ビクビクしている」など、マイナスのイメージを持つ方は少なくありません。 結論からいいますと、犬・猫にも個性があり、生まれ育った環境も大きく影響を与えます。以前の飼い主からしつけを受けていたり、保護団体のスタッフにより訓練を受けたりするケースも多いです。個体ごとに性格は違いますから、一度顔合わせをして確かめることをおすすめします。 愛護センターに収容されていた臆病な野犬を、1年かけて室内で育てた結果、人に懐くようになった例もあります。


保護犬・保護猫の譲り受けは責任を持って!


ペットの飼育を検討している方は、保健所や動物愛護センターで運命の出会いがあるかもしれません。もちろん応募すればすぐに犬・猫を譲り受けられるわけではありません。里親の条件を満たしているか審査されることになります。 ペットの飼育は楽しいですが、責任も伴います。「性格が合わない」「引っ越しで飼えなくなった」などの理由で保健所に引き取られることなど、本来あってはなりません。愛するペットが死ぬまで、責任をもって飼育できるかよく考えましょう。そのうえで、ペットを家族として迎え入れる際は「保護犬」「保護猫」を選択肢に入れてみるのはいかがでしょうか。 出典 環境省自然環境局「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」 ペットショップコジマ「トイ・プードルの子犬たち」 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


出典:YAHOOニュース

TOPICSの感想

日本での保護犬・保護猫の殺処分数は年々減少していってはいるようですが、まだまだ数万頭単位での処分がされている現状です。

単純に殺処分を延期して頭数減少を謳っても意味はありませんし、むしろ劣悪な環境に放置される事にも繋がりかねません。

ペットオーナー様やこれから新しい家族を迎えられようとされている方だけでなく、全ての方に「自分だけの問題ではない」と考えて頂ける世の中になっていく事を切に願いたいです。


Love Family スタッフ

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